ビルトインワインセラーの選び方 part1(カウンター下への収納)

住まいのリフォームにおいて、ワインセラーの設置を要望される方がとても多くなってきている。

 
 
 
 
 
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ワインセラーを設置したいという目的は、ご自宅で大切なワインを好きなときに適切な状態で飲めるように保管したいため。「適切な状態」と「保管」が重要な条件です。

(ワインの保管は、ワインの種類や目的によって様々ですが、10から16℃の間で安定している状態にしておくことが理想とのことです。そうなると日本の環境下ではワインセラーがベストな選定となるケースが多い)

まずはワインセラーについて

ワインセラーは機種により様々なサイズ、仕様のものがあります。

一般的な冷蔵庫と同じくらいの大きさのものからテーブルの下に入りそうなサイズ(実際はテーブルの下には入らない高さになるものが多い)のものまで、大きく分けると背が高いタイプか低いタイプか2つに分けられます。

今回、紹介したいビルトインワインセラーは背の低いコンパクトなタイプです

上のピンタレストのイメージのように、キッチンのカウンター(天板)下に他の収納と併せてワインセラーを設置することができれば、非常にすっきりできますね。カウンター下に設置のタイプだと収納本数の目安は約35本ほど。上のピンタレストの場合では、収納本数を増やすために2台併用という贅沢な置き方をしています。納戸に大きめのワインセラーを別に用意しておき、キッチンと納戸で使い分けるとい使い方もよくご提案しています。

国内で購入できるコンパクトなビルトインワインセラー

現在(2017年3月)、国内で購入できるコンパクトなビルトインワインセラー(背の低いタイプ)はユーロカーブ(1976年からワインセラーを作り続きけているフランスの老舗メーカー)リープヘル(もともとはドイツ、現在はスイスを拠点にしている冷蔵庫でも有名な世界的リーディングカンパニーの2つのメーカーのものをメインに提案させてもらうケースが多いです。

ユーロカーブは、Compact59 V059M-PTHF、リープヘルは、WTes1672という品番です。ともにサイズはほぼ同じです。

Compact59 V059M-PTHF(ユーロカーブ)

Compact59と銘打っているこのタイプのワインセラーは、フルガラスドアによりワインの保管が美しくディスプレイされます。庫内は1つの温度設定が可能で、ボルドーボトルであれば、38本収納可能。扉の開き勝手は、標準仕様は右吊元ですが、特注対応で左吊元も可能。価格は定価39万円(税抜)です。

詳細の仕様は、メーカー仕様をご確認ください。

WTes1672(リープヘル)

一方リープヘルのWTes1672も、ガラス框扉のためワインの保管が美しくディスプレイされます。大きな特徴は、庫内の上下で2つの温度設定が可能であること。例えば上段は15℃で赤ワイン用とし、下段は8℃で白ワイン用の温度設定ができます。収納本数は34本。扉の開き勝手は、納品後の扉取り付けのため左右選択可能です。価格はオープン価格となりますが、約49万円(税抜)です。

詳細の仕様は、メーカー仕様(WEBサイトの下方)をご確認ください。

ユーロカーブ、リープヘルの注意する点

ビルトイン仕様で設置する際に気を付けないといけない点は、ワインセラーの放熱対策です。機器の熱がたまってしまうとワインセラーの故障の原因になります。

ユーロカーブのCompact59であれば、背面もしくは側面に排気用の通気口を設けてくださいとメーカー側の指示があります。これに対しよく提案する方法としては、背面の壁に通気口を設けて、天井に熱が逃げる方法があります。

リープヘルのWTes1672は、前面下部のガラリから給排気を行うシステムになっているため、背面もしくは側面に排気用の通気口を設ける必要はありません。

ユーロカーブ、リープヘルのセラーはともに、基本的に前面はふさがず(ワインセラーの前に扉を設けない)、給気を確保する必要があります。どうしても扉でワインセラーを隠したい場合は、扉にガラリを設けるなど、給気がとれるようにします。

リープヘルのWTes1672で注意しなければいけない点がもう一つあります。コンセントから電源をとれば良いのですが、ドイツの電圧に合わせる必要があるため、付属のトランスを設置する必要があります。トランスの大きさは、幅12 cm × 奥行17 cm × 高さ10.5 cmです。ギリギリのスペースだとトランスが置けない可能性があります。これを注意して、リフォームの計画を進めてください。

まとめ

背の低いコンパクトタイプのビルトインワインセラーは紹介は以上になります。ユーロカーブのCompact59 V059M-PTHF、リープヘルのWTes1672はそれぞれ良い点が異なります。筐体の色味がブラックかシルバーというのもインテリアのイメージにどちらが会うか重要な要素になると思います。
どちらか吟味してご選定していただければと思っています。
それでは本日の記事は以上です。

(この記事は、2017年4月時点のものになります。古い情報だったり、リンク切れがありましたら、申し訳ありません。)