「デヴィッド・リンチ 精神的辺境の帝国展」

表参道のGYREの地下1階のデンマークのインテリア雑貨店「HAY」に、買い物に寄ったところ、4階のGYRE GALLERYで行われていた「デヴィッド・リンチ 精神的辺境の帝国展」を見てきました。

展示会のチラシ 「デヴィッド・リンチ 精神的辺境の帝国展」

最近は映画監督というよりも、アーティストとしての活動が多くなっているデヴィッド・リンチの展示です。この展示での一連の写真作品は、彼の初期の映画「イレーザーヘッド」のロケ地を想起させるイメージとのこと。ただし、撮影場所はイギリスやドイツという、さすがの捻り。

短編映画が上映されていた小屋

ドローイングと写真作品の真ん中にあるのが、黒い小さい小屋でした。その小屋の中で上映されていた短編映画が「FiRE」です。

小屋で火といえば、もう「ツイン・ピークス」です。Fire walk with me。しかも床が、白と黒のヘリンボーン張りとくれば、ブラックロッジ(いやホワイトロッジなのか…)。その中で、「FiRE」というデヴィッド・リンチの映画を観るってかなり豪華なことだと思いました。(「ツイン・ピークス リターンズ」での、まさかのこの床が回転するという悪夢が思い出されました)

小屋の模型が入り口部にあり、とても丁寧に展示が計画されていたことがうかがえました。模型がカッコよかった!

ロッジの模型

HAY」は、家具も良いですが、小物やステーショナリーなども良く、たまに行くと気分が刺激されますね。3階のギャラリーへも、これから顔を出すようにします!

HAY